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保育園の歯科健診で想うこと

今年も健診の季節になり、担当する保育園の健診に行ってきました。
春の健診は歯科衛生士スタッフも講話で加わり秋の健診に比べるとにぎやかな感じになります。
いつもそうですが、みんな大きな口を頑張って開けてくれとてもやりやすい健診でした。
歯科健診は短い時間ですが、それでも園児それぞれの性格や個性もわかりとても楽しい時間です。
さて、今回の健診結果もほとんどの園児(57名中1名のみ虫歯あり)に虫歯はありませんでした。
また、歯の表面もきれいな子供が多く、ご家庭で頑張って磨いていらっしゃるのが伝わってきます。
10年前と比較しても虫歯保有者がかなり減ってきていることを実感します。
園児にはこのままずっときれいなままで小学校・中学校といってくれたらと願うばかりです。

ここで一つ問題提起をしてみたいと思います。“虫歯がなくてそれで大丈夫なのか?”という問題です。
ご存知のように、お口の中の健康を害する疾患は、虫歯(う蝕)、歯周病、悪い噛み合わせの3つです。
虫歯は割と幼少期に発見されるためこども達のお口の健康度を見るときに重要ですが、歯周病と噛み合わせに関しても中学生ぐらいまでに見据えておかないと、
後々問題になる成人の方も大勢いらっしゃいます。ちなみに私は中学校で歯科校医をしていましたが、
8割のお子さんが歯肉炎(歯周炎の前疾患)という現実があります!将来を考えるととても恐ろしいことです。
子供に“虫歯のない状態”がお口の健康の免罪符ではないので、それに安心せず歯周病や噛み合わせに関しても“未病”のまま管理していくことが大切です。
歯科医院に定期通院することで一生の健康財産を身につけられることが幸せに繋がります。

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