歯が痛い・冷たいものや温かいものがしみる・噛むと痛いなどの症状を感じたらそれは虫歯かもしれません。虫歯は進行性のある病気ですので、我慢せずに早めに治療を行いましょう。
歯ぐきから血が出る・歯が長くなった気がする・口の中がネバネバする・歯がぐらつく・口臭が気になるなどの違和感を感じたら歯周病を疑ってみましょう。歯周病は誰でも罹患するリスクを伴う病気です。特に痛みを伴わないため、気がついたときにはかなり進行している可能性があります。
また全身疾患との関係もわかってきており、特に糖尿病患者さんが歯周病に罹患しているケースが多くあります。早めに治療することで歯周病の進行を食い止めることができます。
口元の見た目を改善することで、笑顔が増えたと実感できることでしょう。しかし、お口の見た目だけ治っても噛む・発音するなどの機能面が伴っていなければ、見た目と引き換えに機能を失うことになります。その双方を検討しながら治療することが審美修復に求められます。
一度治療した歯は二度と元には戻りません。極論を言えば歯を治療しないことが一番です。お子様には、歯の治療をしなくても済むように。大人もこれ以上歯を悪くしないようにしっかりと予防を行う必要があります。
歯を失えば、1つの機能を失います。噛み合わせがずれていれば、機能を発揮することができません。大切なのは、「お口元来の機能を正しく発揮する」ということです。”機能=噛む・飲み込む・発音する”ですので、その機能を満たすことが健康で幸せな生活を支えます。