口の中の病気は、菌の感染によって起こるものが多いです。
菌を如何に取り去って、安定した口腔環境を実現するかが予防歯科の重要な部分になります。
お口の菌が定着するのが3歳までと言われています。
だからこそ、出来るだけ若い年齢で予防を始めるのが大切と言えます。
一方で、このホームページを読まれている方たちは、皆様成人されている方が多いのではないでしょうか?安心してください、どの年齢からでも予防にチャレンジ出来ます。
自由が丘に住む親御さんは特に予防歯科を意識してもらいたいと思っております。
虫歯は小学生の間にチェックできていると、その後のお子様の成長に良い後押しをしてくれます。歯周病に関しては、ご自身がきちんとチェックすることにより、年齢を重ねていく毎に増していく、歯がなくなってしまうリスクを低減させることが出来ます。
予防歯科を積極的に取り組むことで、予防前と予防開始後では、生活のクオリティが明らかに変わります。
お口の中の健康を維持していくには何が最も大切なのでしょうか?
例えば、虫歯になったら治療をするとか、毎日歯磨きをするとか、定期的に歯医者さんに通うとか、、、どれも大事なことですね。そして、ここで大切なキーワードは予防です。ですから、まず、お口の中の健康を維持していくのに予防が最も大切であると考えていただきたいのです。
お口の中の病気は、大きく分けると虫歯と歯周病の2つがあります。どちらも細菌による感染症で細菌の数が増えれば増えるほど悪くなっていきます。逆に細菌の数が減っていけば2つの病気は抑えていくことができます。お口の中の健康を守っていくための答えは明確で、この細菌のコントロールができれば美味しいものをいつまでも苦労せずに食べていけます。
もともと何で歯を大事にしたほうが良いのでしょうか?逆にどうなると皆さんにとって辛いことなのでしょうか?
長い臨床経験の中で私の感じる最も強い患者さんの苦しみは、歯がないということから生じる苦しみです。
歯がなくなることにより、精神的健康・身体的健康が失われることがとても多いです。おいしいもの、自分の好物が目の前にあるのに美味しく食べられない。栄養の偏りもでてくる。
歯が多く失われると入れ歯も入れなくてはいけなくなります。これだけでも10歳年をとった気になります。その入れ歯が外見で良くても、痛くなく毎食美味しく食べられなければ食事は楽しみではなく、苦痛となります。その苦痛は日に3回、掛ける365日、掛ける死ぬまでの年数と続きます。結論として、健康を維持していくためにより多くの歯を残しく必要があります。そのために予防が最重要になります。
これは口の中の3つの病気は何?という質問と同じことになりますが、
この3つの病気により歯は抜けていきます。ですからこれらの病気をよく理解しこれらの病気に対して予防策を講じておくことで、おいしいものを食べ続けていけることになっていきます。それを歯科スタッフと共に歩んでいけたら、生涯健康長寿になっていきます。
しかし、予防と一口に言っても、今までの習慣を変えたり、ちょっとした努力も必要になるので楽な道ではありませんが、生活の中に予防を入れた先の皆さんが受ける利益の大きさを考えたらチャレンジしない手はありません。私たちがサポートさせていただきますので、予防の海へ漕ぎ出していきましょう!
当院では、3ヶ月に一度、お口の状態をチェックしています。
歯の表面についている菌(バイオフィルム)を確認してもらいます。(染出し液を使います)
ご自身のお口の状態または、ブラッシングの癖などを認識して頂き、一緒にブラッシングチェックをしていきます。特に歯と歯の間などの磨きにくい部分などは、念入りにチェックをしていきます。
専用のクリーニング機材を使用して歯のクリーニングを行うことです。ご自身のセルフケアと同時にPMTCを定期的に行うとことで、バイオフィルムを取り除き、細菌による病気の感染を防いでいきます。
フッ素塗布を行うことで、歯の結晶化を促し、歯を強くすることが出来ます。
歯を強くすることで、むし歯のリスクを軽減することが出来ます。
当院では、フッ素の知識を持って頂き、ご自宅でのセルフケアの提案を併せて行っています。