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神経を守る虫歯治療|自由が丘の歯医者(歯科)なら石持デンタルオフィス

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神経を守る虫歯治療

神経を取って起こるリスク

神経を取って起こるリスク

神経を取らないということは、歯の寿命を自分の寿命まで永らえることになることが多いです。

逆に神経を取ると、二つの大きなマイナスを抱えることになります。神経を取ると歯が割れてくることがあります。神経があるときは稀にしか起こりません。歯が割れると結果的に歯を抜くことになります。

もう一つのマイナスは、神経を取ると根管治療という神経の治療を行いますが、後々根の先に病変という骨を溶かす炎症性の病気ができることがあります。

割合としては3割ぐらいともそれ以上とも言われます。根の先に病変ができるとその病変から炎症性の物質が血管を介して全身に流れていくことが示唆され始めています。

神経を取らないということはその歯自体の寿命を永らえ、全身の健康を守ることになります。ですからなるべく神経を取らない方法を選択していくことはとても大切なことになります。

神経を守る方法

神経を守る方法

神経を守る方法は3つあります。

  1. 間接覆髄法
  2. 直接覆髄法
  3. 断髄法

1.間接覆髄法

この方法は神経のところまで虫歯は到達していない(露髄はしていない)が、神経に障害を起こしていると考えられるときに行います。神経を鎮静し守っていきます。

2.直接覆髄法

この方法は神経のところまで虫歯が到達して(露髄して)、神経に直接障害が及んでいる時に行います。神経の表面に神経を守り将来生体由来の物質を作るための素地を作ります。多くの場合MTAセメントなどの材料を歯髄との接触面に使います。

3.断髄法

この方法は神経に大きく虫歯が進行しているが、今までのように一度に全ての神経を取らずに健康な神経を残していく方法です。少しでも健康な神経を残すことで根の先の病変形成を阻止していきます。最近注目されている方法で直接覆髄法からいきなり全ての神経を取ることへの抵抗感から研究されている領域です。神経の健康度の判断が成功に影響してきます。

神経を守る方法の費用

  1. 間接覆髄法   5,000円 (税別)
  2. 直接覆髄法   10,0000円 (税別)
  3. 断髄法     30,0000円 (税別)

神経を守る方法の治療方法や回数

3つ方法ともにできる限りラバーダム防湿を行います。

1.間接覆髄法 

1回目の治療は、麻酔をかけた後に虫歯を除去し、神経を守るセメントで神経を保護します。30分から1時間の治療です。その後、数週間の経過期間を経て、神経に症状が出なければダイレクトボンディング法(1回)かインレー修復(2回)を行います。 

2.直接覆髄法 

1回目の治療は、麻酔をかけた後に虫歯を除去し、露出した神経を神経を守るセメントで保護します。30分から1時間の治療です。その後、数週間の経過期間を経て、神経に症状が出なければダイレクトボンディング法(1回)かインレー修復(2回)を行います。

3.断髄法 

1回目の治療は、麻酔をかけた後に神経上部を除去し、露出した神経の下部分を神経を守るセメントで保護します。30分から1時間の治療です。その後、数週間の経過期間を経て、痛みが出なければダイレクトボンディング法(1回)かインレー修復(2回)もしくはクラウン治療(3〜4回)を行います。

よくある質問Q&A

Q1神経はなるべく取らない方がいいですか?
A:神経は極力残しておいたほうがいいです。神経を取ると歯に与えられる水分の補給がなくなるので、歯が水分を吸わない木のように枯れた状態になってきます。このことで歯が割れて抜くことになることも少なくありません。
Q2治療中に痛みはありますか?
A:治療中は麻酔をかけるのであまり痛みはありません。
Q3治療をした後に痛みはありますか?
A:麻酔が切れた時と当日の夜に痛むことがあります。痛みを予測して投薬することもあります。
Q4どのような痛みですか?  
A:しみるようなものやズキズキとした強い痛みを感じることがあります。
痛みはゆっくりと収まってくることが多いです。
Q5いつまで続きますか?
A:しみるものは2〜3ヶ月続くこともあります。また、強い痛みの場合は神経を取らなければいけなくなることもあります。

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