う蝕(虫歯)について
(う蝕に関する因子は6つ) パート3
3)3つの環境因子に関して
この3つの項目が虫歯に関しての環境因子ですol
この3つの環境因子は生まれてから幼児期に身につく要素が多いので、本人より養育者の知識や行動の影響を強く受けます。口腔内の予防は“マイナス1歳から”と言われています。そして、幼少期をいい環境で良い習慣をつけて中学高校期を迎えられれば一生の財産になります。
そのためにはやはり定期的な歯科医院への通院が必要となります。定期通院により養育者も児童本人も歯を守っていく考え方やスキルを身につけていきます。日本人の不得意なフロスも“なぜ使うのか?”を教えてもらいながら使うので習慣化しやすいです。
また、砂糖の摂取についての知識もとても大事です。今の時代、砂糖を手に入れることはとても簡単です。コンビニで100円もあれば買い求めることができます。子供にとっては身近にあればそれを避けることは困難です。砂糖の摂取の規制が必要かもしれませんし、自分もしくは自分の子供に摂取して大丈夫かどうかを知っておくことが大事です。