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日本口腔検査学会「歯科臨床に検査を活かす研修2」

R4.2.6
研修会ブログ

日本口腔検査学会「歯科臨床に検査を活かす研修2」
シリーズ第8回
令和4年2月6日
講師:武内博朗先生
演題:口腔病原細菌の検査結果に対する除菌療法と対応処置

標記演題のセミナーを受講いたしました。
口腔病原細菌の検査が重要と考えている当院にはとても参考になるセミナーでした。
武内先生は国立予防衛生研究所在籍時に花田信弘先生とともに口腔病原細菌の除菌療法として3DSを作りあげた先生で、今回も3DSを含めた講演内容でした。3DSは当院でも採用している治療法でう蝕や中等度以上の歯周炎に大変有効な治療法です。
 今回の研修で最も勉強になったことは、3DSの処置を行うと歯牙表面にバイオフィルムが付着しずらくなるという報告です。このことはう蝕・歯周病双方の予防に大変有効であることがわかります。
当院でもこの手法をさらに充実させて皆様に提供していきたいと思います。
 また、当院でも注目のPg菌についてのトピックスもありました。2019年の科学雑誌サイエンスの論文でPg菌とアルツハイマー病との関連について、Pg菌の産生するジンジパインがアルツハイマー病発症の引き金となる物質であり、ジンジパインの阻害剤が実験段階でジンジパインの毒性を緩和することが示されたと報告されています。このことは口腔内細菌の全身への影響を再確認する論文としてとても参考になりました。当院での検査の有効性の検証として活用していきたいと思います。
歯科臨床に検査を活かす研修2

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