お問い合わせ・ご予約

診療予約・お問い合わせ

03-5701-6480

24時間メールお問合せ

メールお問合せ

院内感染防止対策について

糖尿病と歯周病(1)|自由が丘の歯医者(歯科)なら石持デンタルオフィス

石持デンタルオフィスへのお問い合わせ:03-5701-6480

電話予約

WEB初診予約

LINE予約

糖尿病と歯周病(1)

歯周病と糖尿病は双方向に影響を及ぼす病理メカニズムを持っていると言われています。歯周病が悪化すると糖尿病が悪化し、糖尿病が悪化するとさらに歯周病が悪化するという負の連鎖があります。この関係を少し解説します。

[歯周病から糖尿病への影響]
歯周病が悪化してくると、炎症性サイトカインや炎症伝達物質の血中濃度が上昇します。口腔内細菌(Pg菌など)の影響で歯周ポケット内面に炎症を起こすことで起こることです。この状態がインスリン抵抗性の環境を作ることで血糖値のコントロールを難しくしていると言われています。また、認知度はとても低いのですが、歯周病は糖尿病の第6の合併症であると提唱されてきています。

[糖尿病から歯周病への影響]
糖尿病が歯周病のリスクファクターであり、糖尿病の易感染性により歯周ポケットの感染性は向上し歯周病の進行を後押ししています。非糖尿病罹患者より糖尿病罹患者の方が歯周病の重症度が強いことを多くの疫学調査が示唆しています。

糖尿病が悪化すると歯周病が悪化し、歯周病が悪化すると糖尿病に影響を与えます。逆にどちらかがよくなると、もう一方もよくなる可能性があります。
歯周病の治療で血糖値が少しでも改善するようお力になれたら歯科医院チームとしてはうれしいことです。

PAGE TOP