近年医療の世界にマイクロスコープ
(比較的低倍率の実体顕微鏡。診療ユニットで直接患部を見ることのできる機械。)
が導入されて高い成果を上げています。脳外科の世界でもそうですが、
やはり細かい作業をするのには拡大した視野で行うことでより精度の高い仕事ができます。
当医院でのマイクロスコープは4倍から25倍まで拡大してみることができます。
マイクロスコープは色々な治療に応用可能ですが、特に根管治療には必須のアイテムであると言えます。
根管治療は多くはミラーを使いながら、10mmから20mmほど先の歯の中の細い神経の管を探していく作業になりますが、
まず肉眼で確認するのは不可能と言えるでしょう。
百聞は一見にしかずというように、いくら経験を生かしても直接見るものにかなうものはありません。
マイクロスコープを使用して根管の中を見たときに、
何度、”実際はこうなっていたんだ!”と驚いたことでしょうか。その度にマイクロスコープの有効性に感謝しています。