2022年9月1日より3日まで開催された第65回秋季日本歯周病学会学術大会で気になる演題をいくつか取り上げていきたいと思います。
今回の発表もPg菌を代表とする歯周病関連菌の演題がいくつか見られ歯周病と全身との関わりの関心の高さが研究に反映されていると改めて感じました。
医科との連携において血管通しての口腔内微生物の伝播が避けられない事実があるので研究の一つの方向として確立してきている感があります。
今回取り上げてみたいのが、
1)理化学研究所生命医科学研究センター粘膜システム研究チーム山崎和久先生の
ランチョンセミナー“Fusobacterium nucleatumと口腔・全身の健康“
2)愛知県歯科医師会の行った一般演題2題、「PCR法による口腔内局所のPorphyromonas gingivalis検出の有無」と
全身疾患との関係に関しての発表についてです。
どちらもとても興味深い演題です。内容についてはまたブログの中でお伝えしていきたいと思います。