Pg菌(ポルフィロモナス・ジンジバーリス)の検査器オルコアを導入しました。
この器械でPg1000とPg2000の2つの検査を行えます。
Pg1000はPg菌の総量を、Pg2000はPgⅡ型菌の有無を調べることができます。
Pg1000の検査では、Pg菌を持っている人のPg菌量を定期的に確認していくことができます。
歯周ポケット内の健康を維持するためにPg菌の総量を管理することで歯周病の進行を食い止める指標になります。
Pg2000では歯周組織の破壊力の強いPgⅡ型菌の有無を調べることで歯周病の将来の進行を予測することもできます。
今悪くなっていない未病の人もPgⅡ型菌を保有しているのであれば
将来歯周病の悪化が予測できるので予防に力を入れていく必要があります。
そのことを知ることができるという意味でとても有益な検査になります。
歯科でもこれから疾病診断のとても良い検査が開発されてくると思います。
特に全身疾患との関連の検査も早く開発されることを切に願っております!